2007年9月20日木曜日

責任者育成の要件

*人間力
(人事ローテーション)
/ \
経営知識 使う力
実用教育
\ /
業界・社内知識

2007年9月13日木曜日

Fw ビジネス文書に才能は不要 3つのルールを守れば必ず伝わる

ビジネス文書に才能は不要 3つのルールを守れば必ず伝わる
2007年9月6日
(ロブ@大月=フリーライター)

 文章術に関する本が非常にたくさん出ている。しかし、分かりやすく、自分の文章にすぐに生かせるテクニックを書いた本は少ない。

 そんななか、日本テレビの『世界一受けたい授業』に出演したこともある、藤沢晃治さんの『「わかりやすい文章」の技術』(講談社ブルーバックス)は、タイトル通りに非常に分かりやすく、著者にも学ぶべき点が多くあった。藤沢氏に、分かりやすいビジネス文書の書き方を伝授してもらった。

日本人は自己表現が下手
日本人は、自分の言いたいことを表現する際に、ついつい手を抜きがちです。話をしている相手も、「同じ考えを共有しているはず」という前提に立つ人が多いからでしょう。多様な人種が混在しているアメリカなど違うところですね。

日本には、「自分の主張をしてはいけない」という暗黙の了解もあります。例えば日本人は、「空気が読めない」ということをよく問題にします。その場の雰囲気から事情を読んで周囲に合わせろ、ということですよね。これも、自分の言いたいことを伝える努力を、ついつい怠る要因になっていると思います。

英文テクニカル・ライティングの技術が、日本語の文にも応用できる
文章の書き方について、お話しましょう。日本の学校教育は、自分の考えや情報を、正確に効率よく相手に伝えるためのテクニックを取り扱いません。皆さんが使った教科書に載っていたのは、小説やエッセイなど、情緒を優先させる題材ばかりだったのではないでしょうか。

いっぽう欧米圏では、自分の意見や情報を正確に他人に伝えるための、テクニカル・ライティングの体系が確立しています。私は、工業英検1級取得を目指す勉強の過程で、英文テクニカル・ライティングの考え方を知りました。

この技術の95%は、そのまま日本語の文章術にも通用すると確信しました。それ以来、テクニカル・ライティングの体系を基に、分かりやすい文章の書き方について、ずっと考え続けてきました。そして、ビジネス文書を書く基本として次の3つのことを忘れるな、と必ずお話しするようにしています。1つ目は「理解のゴールを先に与えよ」、2つ目は「レイアウトで情報構造を明示せよ」、3つ目は「それぞれの『文』を短くせよ」です。

この3点を守れば、日々の業務の中で作成するビジネス文書を、より分かりやすいものにできるはずです。

忘れてはならない3つのポイント
理解のゴールを先に与えよ
 大切なのは、「理解のゴール」を文書の冒頭で読者に与えることです。文章全体が何を言いたいのか、言い換えれば、主題や概要に当たるものを文書の先頭に置くことが重要です。

読み手は、しばらく読み進んでも、その文書が「何を言いたいのか」が分からないと、いら立つものです。ビジネス文書は、感動ではなく、素早く情報を与えることが役割です。読み手を「待たせない」構成にすることが大切です。

例えば、「歓送迎会のお知らせ」を書く場合には、

・○○さんの送別会のお知らせ
・7月30日午後8時30分より

・レストラン「ニッケイドットネット」にて

・会費1万円

まずこうした、最重要ポイントを書き並べてしまう。それから会の詳細な説明や店の概要などを書き加えていくのです。

改行や空白を挿入する
 文章を読みやすくする技術の1つとして、レイアウト技術があります。フォントを変えたり、改行を適宜入れるだけで、劇的な効果があります。

ビジネス文書では、特に、空白行の挿入をお勧めします。長い文章は、3〜4行の意味の固まり(段落)に分けて改行する。さらに、段落と段落の間に空白行を入れる。

これによって読み手を、目の前にある段落に集中させるのです。100の階段を一気に駆け上るのは大変です。でも、10段ごとに踊り場がある階段ならば、10段ごとに休みが取れます。どちらが楽かは明らかですね。

文を短くする
 第3は、「文」を短くすることです。これは、紹介するコツの中でも、突出して効果が大きいものです。句点の「。」を使うことで、読み手は小休止できます。1文の長さは、40字を基準と考えるのがよいと思います。

大きな分厚いステーキは、そのままでは食べにくいですね。でも、初めから一口サイズに切ってあるさいころステーキなら、食べやすい。短い文が分かりやすい原理は、まさにこれと同じなのです。

これに関連して。1つの文が 2つ以上の節を含んでいる場合には、それぞれの節を文に格上げした方が分かりやすくなります。節は、2つ以上の語でつくる単位で、主語と動詞を持ちます。文を節単位に分解すれば、曖昧さが消えて、相手に伝わりやすい文になります。

例えば「長いセンテンスも、話しているときならあまり違和感がありませんが、文章ではなるべく避けた方が良いにもにもかかわらず、書いているときは気付かないで、…」

このような文章も次のようにすると分かりやすくなります。

「長いセンテンスも、話しているときなら違和感がありません。しかし、文章ではなるべく避けた方がよいのです。にもかかわらず、書いているときはなかなか気付きません」

また、長い修飾語を使わないことも大事です。長い修飾語は、どの語を修飾しているのか分からなくなってしまうからです。

「去年、間違えて京都駅付近の本屋で買った本」の文では、「間違えて」という修飾語がどの語を修飾しているのか分かりません。大阪駅付近の本屋で買わなければいけなかったのに、京都駅付近の本屋で買ってしまったのか? また、Aという本を買うはずだったのに、Bの本を買ってしまった、とも読めます。

藤沢晃治氏のプロフィール
 慶應義塾大学・理工学部管理工学科卒業。大手メーカーにソフトウェア・エンジニアとして勤務の後、2005年に退職し、現在、執筆を中心に活動。講談社ブルーバックスの『「分かりやすい文章」の技術』、『「分かりやすい表現」の技術』、『「分かりやすい説明」の技術』はベストセラー。『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)などに出演。

著書として他に『理解する技術』(PHP研究所)、『日本人が英語をモノにする一番確実な方法』(三笠書房)などがある。藤沢晃治氏自身の直接指導による『「分かりやすい文章」の技術』をテーマとした公開セミナーが2007年11月17日(土)にパシフィコ横浜で開催予定。現在、公式サイトで受講者募集中。
公式サイト:http://www.fkohji.com/

2007年9月12日水曜日

Fw 起業のための成功法則 記事タイトル

起業のための成功法則

・「儲けること」より「損しないこと」で成り立つギャンブル理論
・職人気質が求められるセールスマンの復権と顧客人脈の価値
・相続貧乏が生まれるカラクリと、自営業の継承における盲点
・崩れゆく現金主義の価値観と電子社会における信用力の築き方
・変化する無借金経営に対する価値観と企業に与えられる信用力
・金融資産と実物資産のバランスでみる資産形成の実態と懐事情
・新規開業者が出資者を募るために必要な“株主特典”とは何か?
・高齢化する独立開業年齢の中でみられる起業の特徴と失敗要因
・日米における知的格差を生み出している新たな学歴社会の実態
・生命保険で借金をチャラにするマイホーム購入計画と投資術
・生涯所得で比較することで見えてくる職業選択の損益分岐点
・フリーエンジニアとしての起業スタイルと単価設定の考え方
・40年前と比較してわかる現代人が忙しくなっている理由
・売掛金の早期回収ノウハウで変わる企業の健全性と信頼度
・織り込み速度で判断するネット情報の優劣と“情報通”の在り方
・一人親方として自立するトラック運転手の起業スタイルに学ぶ
・独立起業して月収100万円までの道のりを短縮する利益率の特性
・ビジネスの規模で考える損益分岐点とロングテール市場の捉え方
・地元の優良企業が狙う“本当に儲かる”フランチャイズ権の獲得
・フロー型からストック型へと転換する優良企業のビジネスモデル
・株主の権利を武器にした企業との関わり方と新ビジネス
・「いつか起業したい願望」から脱却した「すぐに始める起業」の発想
・上辺だけの関係に陥らない起業家予備軍に必要な本物の人脈形成術
・世の中の揉め事を飯の種にしたトラブル解決サービスの新形態
・現代人が模索する新たなライフスタイル価値観から派生する新市場
・身近なM&Aで“自分の事業”を所有する独立起業のスタイル
・日常的な資金繰りに苦しむ会社経営者と儲かる個人事業主との対比
・法人税を差し引いた後の純利益で考える事業の採算と会社経営
・売るノウハウよりも価値が高い、東奔西走で築く仕入方法の開拓術
・新規事業計画におけるニッチ市場の掘り起こしとセンスの磨き方
・負け組とは侮れないネオニートの「雇われない生き方」の知恵
・合格率で判断する資格の価値と欧米化する国内資格制度の大改革
・自社の成功ノウハウを“商品”として販売するFC事業の仕組み
・貯蓄の内訳から判断する富裕層における保守派と革新派の特性
・時代が変化させる「売るための仕組み」とマーケティング戦略
・設備の耐用年数から見つけ出す有望市場とローテク業界への着目
・サラリーマンの実戦経験を活かして大学教授へと転身する道
・有限責任事業組合(LLP)設立による共同事業立上げの新たな形
・投下資金と利益のバランスでみる新規事業プランの優劣判定法
・店舗の売上げを左右する「駐車場」の重要性と駐車場管理ビジネス
・世代別に異なる起業に対する価値観とワークスタイルの選択方法
・ライバルが現われることを事前に想定した事業計画の競合対策
・ネットビジネスにおけるサイレント・マジョリティの捉え方と育成
・中小企業が新たに開拓すべき直接金融による事業資金の集め方
・売上高が増えるほど厳しくなる運転資金の循環サイクルと改善策
・販管費の構造から把握する、会社に利益が溜まる仕組みと改善点
・開業資金500万円以内で実現することが可能な起業テーマ集
・サラリーマン時代とは異なる商売人の利益感覚を身につける視点
・知的収入と自由時間の有無で評価される成功SOHOの収益構造
・セールスのプロとして起業するための視点と営業技術の商品化
・急増する電子社会の日雇い労働者と若年労働力の衰退が招く危機
・若年の起業とは異なるシニア起業の事業モデルと収益プラン
・企業買収時代の防衛策として見直される「有限会社」の隠れた特性
・零細業者ほど高い貸出金利が設定されるリスクプレミアムの仕組み
・改めて問われる株式上場の長所と短所、上場を目指すことの意義
・未上場企業の株をめぐるトラブルと“死に体”企業の転売ゲーム
・知財社会を担うサラリーマン技術者が独立起業を果たす道
・消費でなく投資へと動きはじめる消費者の心理と金融資産の行方
・帳簿上の利益とは異なる資金繰りの仕組みとお金の滞留時間
・SOHOが富裕層の仲間入りをするための発想と蓄財ノウハウ
・前勤務先企業との関係に依存する独立起業者の弱気から抜け出す発想
・加熱する企業再生ビジネスの仕組みと、不足する再生請負人
・SOHOコンサルタントに潜んだ思わぬ資金繰りの落とし穴
・年収1億円を超すSOHO職に学ぶ収益モデルの立て方と着眼点
・シェア率と顧客獲得のスピードアップを狙う広告宣伝費のかけ方
・ビジネス生態系を意識した会社経営の多角化と新規事業の展開
・零細企業でも実践できるネット+αによる法人営業のプロセス
・ビジネスで大負けしないための勝敗確率と勝ち逃げ理論について
・企業の資産価値を高める“のれん代”の正体と顧客情報の関係
・法人からの受注率を高める見積書の工夫とオンライン見積機能
・一般公開された登記簿から新規取引先の信用度を審査する方法
・社員の自立心向上によって増加する利益相反行為への対策市場
・会社を辞めるリスクを取らずに“株主”となって起業する方法
・儲けるためのライセンス契約の急所と契約管理に向けた商機
・SOHO自営業者としての寿命と老後の収入プラン構築の必要性
・個人ではなく家族で考える独立起業プランのススメと開業生存率
・後継者不在で廃業する繁盛店の営業権を仲介するサービスの可能性
・在庫保有日数の短縮化で考える“儲かる体質”のショップ経営
・契約書にサインをもらうためのクロージング技術を極める
・プロの戦略コンサルタントとして生きていくための知恵と工夫
・ネット企業への転換で倒産危機を回避するための新経営計画
・真似されない新規事業の追求と、模倣者を引き離す次の一手
・セグメント化されたプライバシー対策による企業ブランドの構築
・会社経営者が背負うリスクと、もらうべき報酬額との相関関係
・中小企業の信用力を高める決算公告と会計事務所サイトの役割
・資産の流動性で評価する企業の信用度と“現金”が持つ力の意味
・売れ筋が廃れる前に求められる商品開発支援サービスへの着目
・日中ビジネスの橋渡しをするブリッジ人材の役割と育成ビジネス
・ニッチメディアが生み出すオンラインジャーナリズムの特性
・年収100万円時代に価値あるナレッジワーカーとして生き残る術
・淘汰の時代に求められる「健全な廃業」を指南する専門サービス
・商品回転率を高めて売り足の早いショップ経営をする工夫
・製造業の海外移転で失われる下請工場との信頼関係と隠された技術
・地元商圏とネット商圏とを同時に獲得する企業のwebサイト戦略
・進化する消費者の購買パターンによって変化する小売りの業態
・地方銀行の再編に備えた経営術と無店舗・無在庫で起業する工夫
・好きな道を目指すSOHOが音楽家の収益構造から学べること
・零細ショップが生き残るための厚利多売型商売のススメ
・加速する店舗の24時間営業と求められる深夜人件費の軽減策
・フランチャイズ加盟による起業の注意点と契約に必要な知識
・労働の対価として“時間”に着目したタイムダラーの報酬体系
・優れたフリーランサーの契約ノウハウとエージェントビジネス
・好不況の影響なく安定収益が得られるフィービジネスへの転換
・自由を望むスペシャリスト達の就労形態と労働環境の地殻変動
・消費者の“飽き”が狂わせる新規事業立ち上げの資金計画
・工賃で稼げない時代の中小製造業者が目指すべき特許ビジネス
・米国で広がるホームエージェントを採用した企業経営のスタイル
・雇用の流動化で変わる営業マンの立場と営業代行会社の台頭
・ソフトウエア会社の無在庫経営を実現するダウンロード販売
・企業組織を変革しはじめたビジネスユニットの仕組みと利点
・商店・自営業者における運転資金の仕組みと算出方法
・手堅く稼ぐことが魅力の日銭商売に適した飲食店経営の形
・脱資産デフレ・資金を高効率循環させて優良企業になる条件
・株価対策としても取り組みが急務になる企業の社会貢献活動
・無理のない返済プランほど儲かる高利ローン業者の採算構造
・富山の薬売りからヒントを掴む先用後利の新ビジネスと顧客管理術
・弱体化する間違った営業活動と優良企業になるための顧客獲得術
・世の中に貢献する社会起業家の使命と、それぞれの収益構造
・定年後からの創業を目指すシニアベンチャー成功の条件
・売上の増減によって変動する適正人件費と安定収益の構造
・製品売切り→機能貸しへの転換で変わる製造業者の収益構造
・噂が伝播するプレミア顧客を育成するセールスプロモーション
・中小企業挑戦支援法:最低資本金特例による起業の利点と問題点
・中小企業が銀行からの融資に頼らない資金調達の道
・独立起業者が間違えやすいリアルな商圏における広告宣伝方法
・長生きする企業の分散化した収益構造と業態転換による市場開拓
・中小零細業者が不良債権を作らないための代金回収の知識とワザ
・在宅ワークとして開業できる「テープ起こし業」の成功法則
・人が“担保”となる保証人制度の問題点と関連ビジネスの実態
・支払いと回収の方法から考える不況に強い企業の特徴
・変化する雇用環境の中で求められる新賃金体系の構築支援
・赤字会社を黒字に蘇らせるための工夫と改善すべきポイント
・“貸し倒れ”を防ぐための「担保」の種類と役割と問題点
・売上は伸びても在庫は増えない儲かるショップの販売手法
・SOHOが身につけておきたい契約の知識と現場での慣習
・デジタル化されることで急落する個人情報の商品価値
・毎月の売上変動によって異なる「儲かる会社」の条件と対策
・貧乏人ほど高い買い物をすることになる金利マジックの話
・増える敏腕サラリーマンからコンサルタントへの独立起業
・日本人の購買心理を手玉にとるライセンスブランド商法のカラクリ
・小売業界の定説から占うオンラインショップが変化していく形
・期待される卸業者の役割と、遅れるインターネット活用の理由
・中小企業経営の資金繰りに役立てる社長の給料の決め方
・固定客維持を目的とした金券発行のカラクリと負担コスト
・“儲からない会社”の理由と“儲かる会社”をつくる売上構造
・実店舗から学ぶ:失敗する人ほど下手な新規開業資金の使い方
・職業別:社会人の仕事に対する満足度の傾向と、満足する理由
・それぞれの商売によって異なる資金繰り事情の特徴と対策
・季節変動によって狂う人員と設備の稼働率から判断する設備投資
・倉庫に眠る不良在庫の性質とそれを解消するための着目点
・小規模で成功する高付加価値型の製造小売ショップ経営
・副業として考える実店舗向けオークション出品代行サービス
・実店舗型ビジネスの成否を分ける目標集客数の考え方
・起業センスを磨くために手軽にできるネット上の副業テーマ
・新規独立者における起業スタイルの動向とネット活用策
・会社を倒産させないための健全な資金繰りマニュアル
・出店者層を広げて魅力を引き出す一坪ショップの採算性
・自分の営業力を商品とした“セールスレップ”としての独立
・小売業者向け共同仕入れネットワークのニーズと問題点
・顧客生涯価値から考える固定客を掴みやすい商材の特徴
・店舗出店時に検討しておく一坪あたり売上高と適正家賃の関係
・実店舗における有力商圏の分析と集客予測の考え方
・100ショップ経営から学ぶ薄利多売ビジネスのからくり
・会社の安定売上げを形成する顧客獲得パターンの考え方
・企業が利益を生み出すことに大きく影響する“費用”の考え方
・企業が資金難に陥った後の会社再建の方法とそれぞれの特徴
・社員を“やる気”にさせるマトリックス型組織の仕組みと特徴
・先例に学ぶ赤字経営~倒産へと進むシナリオの研究
・すべての商売に共通する新規顧客獲得コストの考え方と戦略
・来店客数の増減に影響されない売れ筋・人気商品の見つけ方
・購入履歴から優良顧客を発掘するデータベース活用術
・価格弾力性の低下現象が招く値引き合戦の形骸化
・店舗内で過剰在庫が生み出される背景と原因の分析
・再点検・卸業者が果たす取引数量最小化の役割と存在価値
・売上変動の誤差を修正する平均移動法の考え方
・社会保険料から考える正社員人件費の重さと経営に与える影響
・商売に必要な運転資金の考え方と回転していく仕組み
・クライアント滞在時間比率から導く営業活動の成果と改善策
・特売セールを成功させる販売目標比率の求め方
・郊外型大規模店が成功する法則・商圏吸引率の考え方
・在庫確保の考え方と過剰在庫が招く利益喪失ロスの仕組み
・都道府県別最低賃金から読みとる人件費格差と着目点
・会社に迷惑をかけない副業SOHOの始め方と売上目標値
・投下資本利益率(ROI)指標を活用した資金回収期間の求め方
・借入金限界点から学ぶ借入金利が企業経営に与える影響力
・営業・宅配スタッフに期待すべき目標売上高の算出法
・地域内潜在購買力から導く売上目標値と求められる情報
・人気国家資格を活用した独立開業の収益構造
・労働分配比率から導く「潰れにくい会社」の条件
・売上高推移と価格設定に影響を与える商品価値の掴み方
・口コミ効果が期待できるカテゴリー一番店の狙い方
・目標売上高を達成する必要固定客数の求め方
・実店舗から学ぶ客単価を上昇させるための商品掲載方法
・危ない会社を決算書で見破る初歩的テクニック
・実店舗型ビジネスにおける開業資金の考え方
・ABC分析を活用した値上げ・値下げの賢い方法
・1分あたり人件費から導く無形サービスの適正料金
・取引先が倒産寸前になった場合の売掛金回収方法とは
・NPO(民間非営利組織)としての起業スタイルの可能性
・毎月の売上変動を予測する季節指数の求め方
・採算性を重視した起業家の休日設定方法とは
・オンラインショップ売上高1億円達成へのシナリオ
・弁護士費用に学ぶSOHOのため成功報酬的歩合料金の決め方
・SOHOの金銭トラブル解決に効果的な少額訴訟とは
・効率的な商売をするための利益貢献度分析の進め方
・顧客生涯価値(LTV)が教えてくれる固定客向け戦略
・ノーリスクで社員をやる気にさせるインセンティブ・ボーナス
・社員のやる気を引き出す賃金体系「年俸制」の研究
・交差比率から導く儲かる商売、業界の見つけ方
・競合との差をつけるブランド化戦略の進め方
・気を付けておきたい売掛金の時効とその対策
・ライフサイクル理論によるサイバービジネスの延命対策
・数字が教えてくれるオンライン売れ筋商品
・気を付けておきたいインセンティブ主体の収益構造
・企業取引で失敗しない代金回収の鉄則
・「健全経営」で成功する新規参入業界の選び方
・貸し渋り対策としての中期経営計画作成
・資金繰りを楽にするための営業案件分析
・資金繰りからみたソフトハウス経営ノウハウ
・成長企業ほど悪化する資金繰りのメカニズム
・数字が教えてくれる不況に対する企業の抵抗力
・損益分岐点から導くオンラインショップの採算性分析法
・家賃から算出する目標売上額とSOHO経営への応用
・起業家必修ノウハウ・損益分岐点の考え方と算出法
・目的ジャンル別に考える価格設定の法則とは
・業界の内側から見るコンビニ経営の光と影
・大きな問題を抱えた日本企業と年俸制の相性
・店を繁盛させるための「立地条件」の不思議
・価格競争・特売戦略が導く「緩慢な自殺」へのシナリオ
・商品単価の法則から導くWebショップ効率運営法
・プロが活用する小売店診断ノウハウとビジネスチャンス
・商売道における初歩的数値分析の考え方
・成功商売人に共通した仕入ノウハウのツボ
・目標別・儲けたあとの社長の給料の決め方
・資金繰りに失敗しないための決済サイトの考え方
・はじめての小売店舗経営に成功するためのノウハウ集
・消費税で判断する取引先企業の経営状況診断ノウハウ
・貸し渋り対策・資金調達の手段としての社債の発行を考える
・銀行の貸し渋り現象の仕組みとその対策
・株主代表訴訟から考える共同出資型ベンチャー企業の落とし穴
・景気変動の波に負けないベンチャー企業の作り方
・起業家に役立つ領収書・レシ-トの有効な使い方
・株式時価算出法から考える共同出資型ベンチャー企業の落とし穴
・ベンチャー企業に最適な「やる気を創出させる報酬体系」(2)
・ベンチャー企業に最適な「やる気を創出させる報酬体系」(1)
・意外と知らないリース契約による設備投資の損得勘定
・指標分析から見る成功企業の作り方(ROE・ROI編)
・脱サラして事業を興す場合のちょっとお得な税金対策
・現物出資による法人設立登記の方法とその問題点
・会社設立時の資本金について
・開業時の消費税の申告方法について
・有利な独立の形態とは・・・個人事業・有限会社・株式会社
・所得の申告は青と白、どちらが得か・・

Fw SOHOが身につけておきたい契約の知識と現場での慣習

SOHOが身につけておきたい契約の知識と現場での慣習
written in 2002.9.5

 ビジネスでは様々なトラブルが付きまとう。これは大企業であっても中小企業やSOHOであっても同じこと。大きな金銭が絡んだ商取引になるほど上手くいけば儲かるが、逆にトラブル時のリスクが大きいのも事実。

そこで大きな商取引になれば、取引先との間で「契約書」を交わすのが一般的だ。ただし、どの程度の規模、どんな内容の仕事になれば契約が必要になるのかの基準は明確には定まってはいない。米国のように、最初の取引を開始するにあたって諸条件をはっきりと書面化してサインを交わすのが本来のスタイルではあるが、日本では、業界によってはかなり大きな取引でも“契約書がない”こともある。

SOHOとしてビジネスしていくのであれば、最低限の契約知識は習得しておきつつ、取引する案件に応じて契約書の有無を臨機応変に判断できる寛容さも必要だ。あまり杓子定規に「契約」を考えすぎることで、折角の仕事を取り逃がしてしまうこともある。


商取引における契約の種類
 取引の種類によって契約書面は様々で、その都度、契約書の文面は契約者双方の間で協議しながら決めていくことになる。ただし、ゼロから契約書を作成していくことはとても手間がかかる作業であるため、各業務によって既に作成されている雛形を元に、細部を修正していくことのほうが、実際の現場では多いかもしれない。一般的によく交わされる契約書の種類の一例としては下記のようなものがある。

《業務委託契約書》
業務の一部を外部の業者に発注する場合、または受注する場合に交わされる契約。具体的な業務委託の期間、委託金額、支払条件などが記載される。
 
《販売委託契約書》
メーカーが製造する製品の販売を外部の業者に委託する場合に交わされる契約。販売手数料率の詳細や代金回収の条件の他、他社の類似商品を同時に販売しない旨を明記する場合もある。
 
《金銭消費貸借契約書》
金銭の貸借をする時の定番の契約書。銀行が企業に融資する際にも、この契約書が使われている。
 
《機密保持契約書》
情報漏洩対策として取引の中で知り得た内部情報に関して守秘することを義務づける契約書。また取引関係の中で、社員の引き抜きによって情報(ノウハウ)が流出するケースも多いため、この契約書の中で退職した社員を一定期間(例:5年間)、取引先が雇用できない旨を明記することもある。
 
《ソフトウエア開発請負契約書》
ソフトウエア開発を業者に発注する際に交わされる。開発責任者の選定や、作業場所の指定、開発にかかる機材の貸与条件、下請けの禁止、など大きな案件になるほど細かな取り決めがされる。またホームページ制作については「ホームページ作成代行に関する契約書」が作成されることもある。(起業の成功法則一覧へ)
 


●契約書の作成方法について
●契約までの作業の流れ
●個人事業における契約書の有無と商慣習について
●弁護士費用に学ぶSOHOのため成功報酬的歩合料金


JNEWS LETTER 2002.9.5
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。

日本経済ヘッドライン

主要三紙比較ニュース

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